徳川直人 著、2016、『色覚差別と語りづらさの社会学』、生活書院

 色覚差別と語りづらさの社会学 書影

はしがき:声と耳に関する断章

序章  理論ノーツ:相互行為論と障害学
 0-1 シンボリック相互行為論
 0-2 障害学

第1章  他者化と自己疎外
 1-1 いま、いかなる問題か
 1-2 「優しい社会」の落とし穴
 1-3 警報の色
 1-4 他者化と自己疎外

第2章  「パイプのけむり」の三つのエッセイ
 2-1 対象と方法
 2-2 自己とコミュニケーション
 2-3 表象=代弁の病理
 2-4 「ある」ことと「つくられた」こと
 2-5 「いる」ことと「なる」こと

 第3章  色盲検査表を読む:色弱者はいかにして信頼を奪われたか
 3-1 残された謎
 3-2 「ある鉄道運転手」と「緑の犬」
 3-3 予言の自己成就

第4章  善意の思想像
 4-1 さらなる謎
 4-2 科学の外側:「不適当であるべき」
 4-3 適性の論理:「本人の為」

終章  応答性:声と耳と自己と
 5-1 語りづらさ
 5-2 「理論」と「物語」
 5-3 聞く耳を持つ社会

あとがき

文献

事項索引

人名索引

 徳川の該当頁

 生活書院

2019年05月27日最終更新