ここは、徳川直人の、社会学研究の、いわゆる公式サイトの、これはなに?(作品紹介)の、

人文社会情報科学入門

……です。

■ 玄 関 > これはなに? >  > 人文社会情報科学入門

本・共編著: 人文社会情報科学入門

■ 書誌情報

 関本英太郎他編、2009、『人文社会情報科学入門』、東北大学出版会。
 A5判 300頁 定価2,415円

■ 東北大学出版会

 『人文社会情報科学入門』書影

 徳川は第10章、「社会的カテゴリーと情報過程」を担当。

 情報科学は、理科系の、あるいは情報技術や工学の研究とは限りません。 本書は、主に東北大学大学院情報科学研究科で人文・社会系の諸科学を担当する研究者が集まって作った講義用教科書です。

 デジタルネットワーク社会の進展が人間の行為や社会生活に関する思慮の深化に必ずしもつながらず、むしろ技術に翻弄される日常を招いているとさえ見える今日、人文科学的知の意義が見直され、問い直されるべきでしょう。情報とか情報科学、情報社会といったものを、従来の知の枠組みにおさまらない特別な何かと考えるのではなく、むしろ、人と人とが会話したり、メッセージや知を交換したりすることの根本にたちかえって、考察する必要があるでしょう。

ページトップへ topへ